2011/06/23

o-en etegami / 応援絵手紙:日本からの報告2 (May 31, 2011)

FTFの皆様に、応援絵てがみを託していた菊池幸工さんからの報告を私の方から抜粋してお知らせします。

菊池さんは釜石、大槌、山田町、宮古、田老と回り、釜石では行方不明の友人の店の前に献花し、そして避難所に支援物資を届け、陸前高田と大船渡を回って来られました。陸前高田では、高等学校のラグビー部の一年先輩が経営されていた歯科医院の跡(被災して跡形もなし)を訪ね、花束で故人を供養されました。また、津波で全壊した気仙小学校に千羽鶴とトロントの子どもからの英語のメッセージ(これは、JCCCのクレーンプロジェクトで集まったトロントの小学生たちからの千羽鶴と手紙)、そして、教職員には人数分の絵手紙(仏教会の応援絵てがみで描いて頂いたものを中心に預けました)を届けて下さいました。子どもたちは、カナダの子どもたちが、自分たちの事を思っていてくれたことに驚くとともに、とっても喜んでいたとの事です。尚、これはTBSで全国にニュース報道されました。(以前FTFにはJCCCの山下さんからニュースの件はメッセージが入っていましたね。)その後、気仙沼の児童養護施設を訪ね、そこにも千羽鶴、英語のメッセージを。そして、ここでも職員さんに絵手紙を届けて下さいました。もちろんここでも、皆さんにとっても喜ばれたという事です。

菊池さんの言葉の中にこうありました:実際にこの目で見る被災地は、想像を絶するものでした。こればかりは、いくら説明しても、映像で伝えても決して十分伝えられません。その場で、五感で感じるしかありません。

故郷の知人友人を亡くされた菊池さんにとって被災地訪問は精神的に容易なことでは無かったと思います。帰国早々には先日のチャリティーコンサート「がんばろうJAPAN」の実行委員長として、MCもこなし、イベントを満席の大成功へと貢献されました。
そんな中日本でのご報告も頂き、本当に感謝しています。ありがとうございました。

長くなりますが、もうひとつBIG NEWSをお伝えします。
なんと、前回報告させて頂いた石原牧子さんが絵てがみを手渡して下さった避難所の代表の方より、モントリオールで応援絵てがみを描いてくれたGinaさん宛に、応援絵てがみで元気をもらい、がんばる気持ちが出来たと、お返事を頂きました!

以下原文をそのままお伝えします。
(連絡葉書と印刷され、原稿用紙の枠で二百字書けるようになっていて、○○様(用件のみで恐れ入ります)と注意書きも印刷された、多分郵便用に配給されたと思われるはがきに手書き横書きのペン字で)

5月7日AM
先日はありがとうございました。ビデオも見ましたよ。本当にありがとうございました。憩(いこい:避難所)の皆さんも本当によろこんでおります。手紙のとどかない方にもよろしくおねがいいたします。いつの日には大きな気持ちでカナダの皆さんと会いたいと思っております。いつになるの・・・・・でもゆめを見てくらします。元気をもらいがんばる気持ちが出来た事本当にありがとうございました。
代表 村上あや子 70才です。
発信人 気仙沼市唐桑町 鮪立  (シヒ゛タチ)憩の家165-1

日本からの直接の礼状に、いろんな思いが込み上げ、思わず涙してしまいました。
この感動を皆さんとシェアさせて頂きたいと思います。

そして今後もしっかりと支援を続けられるよう頑張らなきゃと、今一度帯を締め直しています。。。

長文読んで頂きありがとうございました。
Best Ki
秦ペレクリタ さちこ 拝

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