2011/06/23

o-en etegami / 応援絵手紙:日本からの報告1 (May 26, 2011)

FTFメンバーの皆さま、
そして応援絵手紙にご協力くださった皆様にご報告です。
モントリオール、そしてトロントのはこぶね保育園でご協力頂き、
集めた応援絵てがみをお預けしていた石原牧子さんより
以下の通りご報告頂きましたのでお知らせいたします。
石原牧子さんのメールより抜粋・・・
気仙沼の唐桑地区で2日間娘とボランティアをし、そこの避難所にいる地元の方々に絵手紙をお渡しすることが出来ました。幸子さんのメッセージや絵手紙を作っているところのビデオもお見せすることができましたよ。とっても喜んでくださり、お茶やお菓子をだしてくださり、盛り上がりました。被災者とは思えない雰囲気でした。おなじ部落の方々たちで一緒にいようと団結しているようでした。それから、「チン」が欲しいのだけれど、何時まで立っても役場からなにも言ってこない、とこぼしていらしたので、1万円を寄付してきました。そしたら、私達をそこにつれていってくれた熊谷さんというレストハウスのかたが即電子レンジを買って次の日に届けてくれたそうです。幸子さんのドネーションが活躍しましたよ。皆さん大喜びとのことです。
石原さんによると、避難所によっては絵てがみを手渡せる雰囲気や状況ではないという場合もあったようで、ボランティアや取材で回りながら、手渡せる避難所を探して下さったようです。応援絵てがみを手渡せて受け取ってくださった方々に喜んで頂けただけでなく、お渡しした心ばかりのお餞別が、思いがけず電子レンジという形の寄付になって唐桑地区の避難所でお役に立っていると知り、関わってくださった皆さまの暖かさとご協力に重ねて感謝の気持ちが湧きあがりました。
描いてくださった人、日本まで届けてくださった人、受け取って下さった人、、、
全ての皆さまに感謝です。
5月1日に描いて頂いた応援絵てがみは今、中村ゆきさんと日本に。
トロント仏教会でお描き頂いた応援絵てがみは、菊池幸工さんに託し、
オークビルのインターナショナルヘリテージプログラムの日本語小学校でご協力頂いた応援絵てがみと、
JSSや他の絵手紙クラスでお描き頂いた応援絵てがみは、今月仙台の小学校へ送る予定となりました。
今後報告を頂き次第、皆様にもお伝えします。
そしてお預かり下さった皆さまには心からお礼申し上げます。
世界がこんなに日本を心配している。
日本には、八百万の神が、仏がいらっしゃる。
時間はかかっても、少しづつでも、きっと被災されたみなさん一人残らず助けて頂ける、
そう信じています。
大震災以降も世界の各地で竜巻など様々な自然災害により多くの命が失われ、
建物が損壊し、人々の暮らしが脅かされています。
今苦しんでおられる世界中の人々の安全と安心を心よりお祈りいたします。 
さちこ 拝

0 件のコメント:

コメントを投稿